ウィル・スミスがアカデミー賞でクリス・ロックを平手打ちした事件について、
自身の奥さんへの侮辱という点で情状酌量の余地はありつつも、
世間の目は厳しいようだ。
下記リンクのようにウィル・スミスの俳優業停止や除名は免れたものの、
アメリカ・アカデミーを退会にする始末である。
本人も当時、激昂した際には、こんな事態になるなんて想像できなかっただろう。
いや、そもそも激昂して自分を抑えられなかっただけに、
そんな先のことまで考えていなかった可能性もあるが・・・
それよりも気になるのは、彼が多方面で活躍していただけに
その影響を受ける関係者は多そうだ。
一つには、ウィルが本田圭佑とともに設立した「ドリーマーズ・ファンド」だ。
資生堂も出資した同ファンドだが、
その影響は下記のポートフォリオとしている出資を受けたスタートアップにも
マイナスの影響がでかねない。
というのも上場申請やIPO、次の調達ラウンドで足枷となる可能性がある。
ステイクホルダーという観点でもウィルはすでに多大な影響力があるだけに、
今回の騒動で被る損失は非常に大きい。
しかし、息子でラッパーのジェイデンが擁護したように、
家族への侮辱というのも許されるものであろうか?という問題はあるだろう。
アメリカのジョークはわからないが、これは悪意があるものだとすれば、
しっかりした両成敗をアメリカ・ハリウッド映画界に求めたい。
(引用)
